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読売交響楽団が和歌山に

Updated: Mar 26, 2019

ものすごく珍しく、東京の読売交響楽団が和歌山に来た。



シンフォニーはベートーベン「運命」。


ピアノ協奏曲はモーツァルト。



ピアノは仲道郁代さん。


そして指揮は川瀬賢太郎さん。



この川瀬賢太郎さんの指揮が素晴らしかった。



何だろう。


今まで感動した指揮はたくさんあったし、一時は「サドラー」と呼ばれていいほど佐渡裕さんが好きだったが、久しぶりの感動であった。



読売交響楽団も確かにクオリティは高いのだろうが、とにかく指揮から目が離せなかったし、指揮を見ていると次にどんな音が出てくるのが分かったし、その通りに出てくるのがまたものすごく気持ち良かった。



オーケストラも指揮も両方素晴らしいとき、本当に心が震える。



ただでさえ、オーケストラのあの迫力だ。


そこに、指揮の熱い思いが加わる。


それを、目と耳両方で感じ取れる。



8歳の娘も、ずっと食い入るように見入っていた。



和歌山で聞けて良かった。





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